今はまだ梅雨の時期だが、暑い日が続いている。今日は雨がものすごく降っていた。雷も鳴りながらシャワーのように降っていた。外を歩いていたらびしょぬれになっていただろう。今年は水不足らいい。毎年言っているような気もするが。駅に貼っているポスターに、東京水道局が“節水”と書かれている。どこまでが本当かわからないが。まだ梅雨は明けていないので、早く明けてほしい。
先日久しぶりに体調を崩してしまったのである。のどの痛み、頭痛、悪寒、だるさ、が朝起きたら急にあったのである。何か異変を感じたらイソジンでうがいをしまくるのだが、今回は急だったのでその日からイソジンをしまくった。その日が休日だったのもよかった。おかげで三日後にはすっかり元気になった。夏風邪は長引くとよくいうが瞬殺だった。とにかく元気になってよかった。
先日、ニューヨークタイムズの伝説的フォトグラファーのビル・カニンガムさんが亡くなられた。ビルさんはストリート・ファッション・スナップの祖とも言われ、ニューヨークの路上でセレブやファッション関係者と一般市民を区別することなく写真を撮り続けた方である。ビルさんのドキュメンタリー映画があるのだが、私もそれを購入してファッションについて勉強させていただいたのである。『プラダを着た悪魔』のミランダ役のモデルとも言われているVOGUE誌の編集長アナ・ウィンターは、「私たちはビルに写真を撮られるために服を着ている」と発言したのは有名な話である。ビルさんに写真を撮られることがニューヨーカーのステータスなのだ。「金は最も安っぽく、自由は最も高価」として、誰にも口出しをさせないために無報酬を貫いたビルさん。社交パーティーで写真を撮る際、には中立性を保つため、会場の人からどれだけ勧められても水一杯口にしなかった。ビルさん自身の式でさえもパーティーに出席している人の写真を撮り続けた。「私は仕事をしているんじゃない。ただ毎日を楽しんでいるだけ」と発言した。いつもにこにこしているビルさんがそのときに、「美を追い求めている人はいつか必ず美を見出す」と涙を流しながらはなった言葉である。最高のファッションショーは常にストリートにあるとビルさんは教えてくれたのだ。私のファッションの考え方を大きく変えたビルさん。ニューヨークの街を青い作業着を着て自転車に乗って走り回っている姿がすばらしい。今度ニューヨークに行くときはビルさんを探そうと思っていたのだが、それは叶いそうもない。探すのではないな。ビルさんの目に留まるようなファッションでなければいけないな。ニューヨークに行くたびにもっといろんな服を着たいと思うんだな。日本のようなみんな同じような服を着ているのは本当に嫌気がさす。とある外国人が日本人が来ている服を見て「どこかの新興宗教みたい」と発言していた。もしビルさんが日本に来たら一枚も写真を撮ることなく帰ってしまうだろう。私は自分が着たい服を着るだけだ。周りに合わせようなんて思うこと自体がナンセンスだ。カッコいいと思うのは自分のみが思っていればいいだけの話。それを周りの人の承認を求めようとするのが日本人である。もっと楽しめるはずなのになぁといつも思う。もっともっと私はファッショナブルに、エレガントに、カッコよく、外見も内面も目指して生きていきたい。それこそビルさんに写真を撮ってもらえるように。
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