2016年7月23日土曜日

デニム受注会に参加

 先日久しぶりに連休があり、3月に引越しをしてから全く片付けをしていなかったので、さすがにこれではヤバいと思い、ようやく片付けをしたのである。20箱ほど段ボールがあったのだが、ほとんど使いそうもないものは箱にしまったままにして、使いそうなものは箱から取り出し、5箱ほど残して他はすべて何とか片付けをすることができた。ポスターも壁に貼り付け、ようやく自分の部屋らしくなった。部屋がきれいになると気持ちもスッキリする。部屋がきれいだと日々の掃除もしやすくなる。床にモノが散らかっていると、掃除機をかけようと思ってもそれらが邪魔でなかなかスムーズに掃除機をかけることができないので、そんな時はやっぱり掃除が余計に面倒になってしまう。しかし、床に何もなければただ掃除機をかけるだけでよいので、掃除も楽になるのだ。こういう状態を常に保っていなければならない。とりあえず今はそういう状態になった。これが続けばいいのだが。


 まだ関東は梅雨明けしていないようだ。関西はもう梅雨明けをして、北陸も昨日梅雨明けをしたみたいである。今日の東京は曇りで、ここ2,3日は涼しい日が続いている。もう少しで関東も梅雨明けをするだろう。そしたら夏本番である。もうそんな時期なのか。早いなー。
 久しぶりに一人で東京駅、丸の内、有楽町を歩いた。やっぱり一人で歩くのは自分のペースで行動できるので気が楽である。私は一人の場合、ご飯も食べずに動き続けるので今日は結局夜ご飯だけ食べた。久しぶりに買い物をしたのである。その後、私がここ最近はいているデニムの新作の受注会が渋谷のあるお店で開催されるということでそれに参加してきた。そのデニムのデザイナーさんが14時以降に会場にご来店されるというので、それに合わせて渋谷に向かったのである。一度このブログでも書いたことがあるが、デザイナーさんとは今年の2月に初めてお話をさせていただいたのである。昨年の受注会の時にもご来店されていたのだが、大変忙しい様子でお話しすることができなかったのだが、今年の2月はたまたま客が少なく、私個人に作品一点一点を紹介していただき、名刺までいただいてしまったのである。最初は話し辛かったらどうしようとかいろいろ考えてしまっていたのだが、いざ話をしてみると大変優しい方で、話もしやすく、物腰の低い方で、本当にすばらしい方であった。その後、家に帰ってから名刺にメールアドレスが書いてあったので、お礼のメールを送ったところ、そのメールに返信までしていただき、すごく驚いたのと同時にすごくうれしかった。世界中を飛び回っている方なので、大変忙しいにもかかわらず、わざわざ返信していただいたのである。こういうところもすばらしい。今回も様々な貴重なお話も聞くことができ、大変有意義な時間であった。前回もそうだが、今回も握手していただき、感激である。すごいことをしていると、だんだん偉そうになってきてしまうのが人間だが、偉くなればなるほど謙虚にならなければならないと、この方と話をしていて毎回思うのだ。今回受注したデニムは年末年始くらいにできる予定みたいなので、楽しみにしていたい。

2016年7月18日月曜日

カッコいいタイトル

 前回の投稿の次の日、ビル・カニンガムさんのドキュメンタリー映画を改めて観たのだが、やっぱりビルさんはカッコいいな。観ているこちらまで癒される。私は元々ビルさんを知らなかったのだが、ニューヨーク関連のDVDを探しているうちにビルさんと出会ったのだ。先日、ビルさんが亡くなられたのを追悼して、マンハッタン中のイルミネーションやビルのライトがブルー一色に染まったのである。ビルさんがいつも来ていた青い作業着のカラーである。また、5thアヴェニューにある高級百貨店バーグドルフグッドマンでは、ビルさんが使用していたカメラや自転車が展示されている。ビルさんはみんなに愛されていたんだな。


 
先日、休みの日だったのだが午前中に買い物を済ませて午後は少し家でゆっくりしたいと思い買い物に出かけたのである。なぜか急に新しい映画もみたいなと思い、近くに小さいタワーレコードがあるのだが、そこへ行ってDVDを探していたのである。4枚買ったのだだが、そのうちの1枚が『007』を買ったのである。最新作の『スペクター』と思いきや、前ボンドの『トゥモローネバーダイ』で買ったのである。『スペクター』は明日くらいに手に入る予定だ(笑)。『スペクター』それほどのおもしろさではなかったので、発売されてもすぐには買いに行かなかった。まあ今回少し安くなっていたから買おうと思ったのである。『トゥモローネバーダイ』は前ボンド役のピアース・ブロスナンのシリーズなのだが、これでやっとブロスナン4作品すべて手に入ったことになる。もちろん4作品すべて何度も観たことがあるのだが。今回改めてDVDでそろえたということである。
 今回少し書きたいのは『007』シリーズの映画タイトルがめちゃくちゃカッコイイということである。いくつか紹介してみると、初代ボンドのショーン・コネリーが出演していた作品で『007 You Only Live Twice』というのがあるのだが、直訳すると“人生2度しかない”くらいの訳になるのだが、当時の日本語訳の人はセンスがよく、これを“007は2度死ぬ”と訳したのである。奥が深いし、カッコいい。今回購入した『トゥモローネバーダイ』は訳はなくそのままである。これを題名として訳すのは難しかったのだろう。原題を書くと『007 Tomorrow Never Dies』である。直訳すると“明日は死なない”という意味になる。つまり、“明日は必ず来る”ということだ。その次の次の作品でこれもブロスナンの作品なのだが『007 ダイアナザーデイ』というのがある。原題を書くと『007  DIE ANOTHER DAY』であり、直訳すると“他の日に死ね”になる。つまり、“今日は死ぬな”、“今日は生きろ”ということだ。映画の中で007がそのセリフを言うシーンがあるのだが、それはそれで違う意味の場合もある。しかし、このタイトルだけでもめちゃくちゃカッコいいんだな。タイトルだけで引き付けられる。いろんな映画を観ているが、その中でカッコいい男を挙げるのなら、必ず007は入る。誰が観たって絶対にカッコいいだろう。ああいう男になりたいものである。

2016年7月14日木曜日

伝説的フォトグラファー、ビルさん

 今はまだ梅雨の時期だが、暑い日が続いている。今日は雨がものすごく降っていた。雷も鳴りながらシャワーのように降っていた。外を歩いていたらびしょぬれになっていただろう。今年は水不足らいい。毎年言っているような気もするが。駅に貼っているポスターに、東京水道局が“節水”と書かれている。どこまでが本当かわからないが。まだ梅雨は明けていないので、早く明けてほしい。

 先日久しぶりに体調を崩してしまったのである。のどの痛み、頭痛、悪寒、だるさ、が朝起きたら急にあったのである。何か異変を感じたらイソジンでうがいをしまくるのだが、今回は急だったのでその日からイソジンをしまくった。その日が休日だったのもよかった。おかげで三日後にはすっかり元気になった。夏風邪は長引くとよくいうが瞬殺だった。とにかく元気になってよかった。

先日、ニューヨークタイムズの伝説的フォトグラファーのビル・カニンガムさんが亡くなられた。ビルさんはストリート・ファッション・スナップの祖とも言われ、ニューヨークの路上でセレブやファッション関係者と一般市民を区別することなく写真を撮り続けた方である。ビルさんのドキュメンタリー映画があるのだが、私もそれを購入してファッションについて勉強させていただいたのである。『プラダを着た悪魔』のミランダ役のモデルとも言われているVOGUE誌の編集長アナ・ウィンターは、「私たちはビルに写真を撮られるために服を着ている」と発言したのは有名な話である。ビルさんに写真を撮られることがニューヨーカーのステータスなのだ。「金は最も安っぽく、自由は最も高価」として、誰にも口出しをさせないために無報酬を貫いたビルさん。社交パーティーで写真を撮る際、には中立性を保つため、会場の人からどれだけ勧められても水一杯口にしなかった。ビルさん自身の式でさえもパーティーに出席している人の写真を撮り続けた。「私は仕事をしているんじゃない。ただ毎日を楽しんでいるだけ」と発言した。いつもにこにこしているビルさんがそのときに、「美を追い求めている人はいつか必ず美を見出す」と涙を流しながらはなった言葉である。最高のファッションショーは常にストリートにあるとビルさんは教えてくれたのだ。私のファッションの考え方を大きく変えたビルさん。ニューヨークの街を青い作業着を着て自転車に乗って走り回っている姿がすばらしい。今度ニューヨークに行くときはビルさんを探そうと思っていたのだが、それは叶いそうもない。探すのではないな。ビルさんの目に留まるようなファッションでなければいけないな。ニューヨークに行くたびにもっといろんな服を着たいと思うんだな。日本のようなみんな同じような服を着ているのは本当に嫌気がさす。とある外国人が日本人が来ている服を見て「どこかの新興宗教みたい」と発言していた。もしビルさんが日本に来たら一枚も写真を撮ることなく帰ってしまうだろう。私は自分が着たい服を着るだけだ。周りに合わせようなんて思うこと自体がナンセンスだ。カッコいいと思うのは自分のみが思っていればいいだけの話。それを周りの人の承認を求めようとするのが日本人である。もっと楽しめるはずなのになぁといつも思う。もっともっと私はファッショナブルに、エレガントに、カッコよく、外見も内面も目指して生きていきたい。それこそビルさんに写真を撮ってもらえるように。