2016年2月6日土曜日

オールナイトライブ映像化

2月3日に昨年私が参戦した長渕剛の10万人オールナイトライブのDVDが発売されたのである。私はこの発売日を待ちに待っていたのだ。正直言って当時の記憶はほとんどない。すさまじ過ぎてほとんど覚えていないのである。断片的な記憶はあるのだが、ストーリーとしてはあまり覚えていないのであった。なのでこの日を楽しみにしていたのである。2004年の桜島オールナイトライブのDVDでは2曲ほどカットされていたのだが、今回はすべての曲が入っていたし、ドキュメント映像も別のディスクに入っていたのでこれも本当にありがたかった。そしてDVDだけでなく、同日にそのライブCDも発売された。もちろんこれも手に入れた。渋谷のタワーレコード、そして自由が丘にある長渕剛公認のオフィシャルスペースのお店で手に入れ、早速家に帰って鑑賞会である。
 観ていて当時の記憶がどんどん蘇ってくる。自分がいた場所を確認しながら自分が映っていないかを期待しながら。結局映っていなかったが(笑)。でも、当時もそうだったが、DVDを観ても涙がどんどん流れてくる。溢れてくる。あの場所に自分がいれたことがどれほどしあわせなことだったか。あの10万人に中の一人が自分であることがどれほどうれしいことか。あれは本当に現実だったのか。夢だったんじゃないかと映像を観ていても、なんだか不思議な気持ちにもなってくる。
 自分が観ていたステージの裏側では私たちが想像するよりも遥かに厳しい苦しいストーリー、ドキュメントがあったのである。長渕剛と10万人との戦い、連日の大雨の中でのリハーサル、どこの世界にもないとんでもないステージを創ろうと日々戦うスタッフたち、そして自分との戦いである。正に“命懸け”であった。大げさに聞こえるかもしれないが、これは紛れもない事実であるし、そんなに知らない人がこのイベントに関して見下すようなことを言うならば私は絶対に許さない。それくらいすごいとうことである。ただのイベントでもないし、楽しむというものでもなかった。いろんなミュージシャンが参加するようなフェスのようなノリでもない。
 このライブに関していろんな情報が流れていた。もちろんその中にはけなすような情報もたくさんあった。だが、今回の映像を観てみて改めて参加してよかったと自信を持っていえるし、もうこれ以上ない感動を経験することができた。本当に心から感謝している。今年で60歳になる長渕剛。これからの活動がますます楽しみである。

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