2013年9月26日木曜日

“法律家”とスカイツリーへ

 久しぶりの投稿である。先日台風が来て以来、夏も吹き飛ばしたのか、かなり涼しくなった。朝と夜は寒いくらいになっている。夏があっという間に過ぎてしまい、結局“夏”を楽しむようなことは何もできなかった。まあ、全く気にしていないのでいいのだが。

 先日、大学時代に災害ボランティアで知り合った東京の友達が法科大学院の試験に合格したので、久しぶりに会ってきた。彼は将来検察官になるという夢がり、しばらく勉強に集中していたので私からの連絡は控えていたのだ。彼から電話がかかってきて一つ合格して、残りは結果待ちなのだが試験はすべて終了して一段落したので久しぶりに会おうということになった。
 話を聞いているとかなり勉強していたに違いない。すさまじいくらいである。そこまで勉強しても上には上がいるということらしい。法律の勉強をしているのでかなり役に立つこともたくさん教えてもらった。こうやって遊べるのも今だけで、すぐにまた勉強を始めるらしい。というか始めないといけないらしい。昼過ぎからあったのだが、午前中は図書館で勉強していたらしい。カバンの中は六法全書や資料、試験問題などと重い荷物を背負っていた。
 新宿で集合をし、とりあえず渋谷に行って昼ご飯を食べ、彼が浅草に行きたいということで浅草に向かった。渋谷から銀座線に乗って浅草へ。私も様々なところへ行っているが浅草、上野方面はなかなか行かない。何年ぶりということで浅草に行った。浅草寺に行き、揚げまんじゅうを食べ歩きしながら浅草を歩いた。スカイツリーが見え、行ったことある?と聞かれ、私でもまだスカイツリーは未開の地であった。「まだ行ったことないねん」と言うと、近くまで行ってみようかということになり、歩いてスカイツリーに向かった。近ずくにつれてその高さに圧倒されてしまった。展望台にはいくらかかるのかわからなかったし、彼のゼミの教授がそこにある水族館がおススメだそうで、値段の安い方へ行くことにした。しかし、値段はどちらも2000円と同じでかなり迷った。水族館の評価を見てみるとあまりよくなかったので展望台にのぼることにした。20分くらい並んでチケットを手に入れ、私たちは未開の地へと足を踏み入れた。やはりその高さから見る景色はすばらしかった。調度晴れていたのでそれもよかったかもしれない。せっかく来たのでもう1000円払ってさらに上の展望デッキへ。ちょうど日が暮れてきて、夜の景色へと変わっていった。明るいときも素晴らしいし、夜の街の明かりが輝いているのもまた美しい。グッドタイミングでスカイツリーを訪れることができた。
 晩御飯は渋谷で焼き肉である。彼の合格祝いということで久しぶりにお酒を飲んだ。また彼は勉強漬けの、そして私は仕事の日々へと戻っていく。彼が入学する前にもう一度会おうという約束をした。入学後はもっと勉強しなければならないので、俗世と断つために携帯を解約しようと考えているらしい。やるらなそこまでやらないといけないのだな。彼は本物である。だから私は彼を尊敬する。彼が法律家として活躍する日を楽しみにしている。そして私も彼に助けてほしい場面も出てくるだろう。数年後が待ち遠しい。
 互いに辛い時期だ。別れ際に握手をして、「がんばろうぜ」の一言。そして私たちは日常へ戻っていった。

2013年9月7日土曜日

それが仕事

 今日は早めに仕事が終わり、といっても朝の7時からシフトインなので早いのか普通なのかわからないが、明るいうちに家に戻ってきた。電車に乗っていたのだが、ついつい一駅寝過ごしてしまった。めったにないことだったが気が付いたら降りなければならない駅を出発していた。あーあ、と思いながら次の駅で降りてその駅の前にスーパーがあったのでそこで少し買い物をした。そしてまた一駅電車に乗って戻ってきた。普段なら一駅くらい歩いて行くのだが、今日はかなり眠かったので電車に乗ってしまった。

 私の働いているところでは、今新しいアルバイトの方が入ってきて、今トレーニング中である。といってもここの職場のアルバイトの入れ替わりが激しい。この前のアルバイトの方は一日でやめてしまった。そして昨日は3カ月でやめてしまった。私はアルバイトの方がやめる話を一切聞かないで事が進んでいることがほとんどである。なぜ上の人は教えてくれないのか不思議である。これも重要な話であるのになぜ教えてくれないのか。そのくせ私が何か伝え忘れると怒るというのに・・・。話がそれてしまったが、やはりアルバイトでもきつい作業なのかもしれない。手を止めることが許されず、異常に時間にせかされて作業をする。店頭では常に上の人の目があり、売り上げをとらなければならないプレッシャー。裏の厨房では内線の電話がひっきりなしに鳴り、現状報告、追加調理、をしなければならない。のびのびと仕事ができる環境がないことは確かである。プレッシャーのあまり勘違いやあり得ないミス、作業の遅れを生んでいる。言い訳だと言われればそれまでであるし、それを言い訳にもしたくない。仕事ってうのはそういうものかもしれない。この世界では結果がすべて。とにかく売り上げを取れ、1秒でも早く作業しろ、ミスをするな、結果を出せ、・・・。営利目的なのだからそれは当然の話である。仕事ができるか、結果が出せるか、見ているのはそれだけである。
 私は上司からのきつい言動やきつい作業には、小さいころから様々なことで免疫が付いていて、今のところは余裕がある。自分の仕事のできなささにはが自分でもあきれてしまうが・・・。しかし、耐えることができない人もいる。10耐えることができる人もいれば、5しか耐えられない人もいる。5しか耐えられない人はその人が悪いのか。それは違う。この人はどういう人で、どういう力を持っているのか正しく認識し、その人に合ったやり方で成長に導いていくのがリーダーの役目である。これを育成っていうのではないのか。すべての人に同じやり方で教えても無理がある。ロボットじゃないんだから。
 “若者社員の使い捨て”が目立っているらしい。今の私が世間から見てどのような位置づけになるのかわからないが、現場からの意見としては許せない気持ちでいっぱいである。「最近の若い奴は・・・・・」とやっぱり言われるんだろうか。確かにモラルの低下などはあると思う。しかし、皆が皆そうではないし、時代が変化していっているのは誰しもが感じていることだろう。この時代の流れの中で失われてはいけないものと、対応してうまくやっていかなければならないところがある。上司と若手社員がうまく“潮目”はないんだろうか。

2013年9月6日金曜日

7月大阪帰還

 
7月の話になるのだが、中旬に連休を使って大阪に戻ったのだ。連休といっても二日なのだが。ゴールデンウィークは仕事で帰ることができなかったし、お盆も帰ることができないだろうし、ここでいったん戻ろうと思ったのだ。19時に仕事が終わり、急いで横浜から新横浜駅に向かい、新幹線の切符を手に入れて新幹線に乗った。大阪に着いたのは23時くらいであった。新大阪まで兄が車で迎えに来てくれて非常に助かった。
 日曜日に帰り、月曜日が一日大阪にいて、次の日には帰らなければならなかった。かなりタイトなスケジュールであったが、やりたいことは決まっていた。月曜日は今年の5月にオープンしたグランフロント大阪に母と一緒に行ってみた。梅田ほどの商業施設が集中しているのは東京にもないだろう。午後だけでは回りきれない広さだったので急ぎ足で施設内を歩いた。日本初出店のニューヨークに本店がある店、シティベーカリーに行ってみた。母が言うには、いつも行列ができていて入られへんねんで、と。しかしその日は入ることができてラッキーであった。しかし、定番のクロワッサンが売り切れになっていた。うーん、残念・・・。他の菓子パンを買ったが、家に戻って食べてみたのだが、これはうまい。ぜひともクロワッサンを食べてみたいものだ。エシレのクロワッサンが今までで一番おいしかったが、それを超えるものがあるのか。シティベーカリーに期待しよう。値段はエシレの方が高い。しかし、ニューヨークに本店があると聞くとこちらの方に好意を寄せてしまう。今度ニューヨークに行った時は本店を覗いてみよう。


 次の日は京都の祇園祭に行った。祇園祭は初めてであった。これで私は日本の三大祭りを制覇することとなった。大阪の天神祭、青森のねぶた祭り、そして京都の祇園祭。今まで祇園祭だけが残っていたので、これですっきりした。やはり京都は趣がある。そしてそれに合った祇園祭。静かな祭りというのもこれもまたいいものである。母は天神祭よりも祇園祭の方が好きらしい。私はどれも特徴があってどれも素晴らしいと思う。まあ、天神祭は地元ということもあって、まともに祭りを楽しんだことがあまりないのだが。一つ天神祭で気になっていたことがあるのだが、天神祭の期間、天満橋の真ん中ほどに大きな木の板を立てて景色をふさいでいるのだが、私は今までてっきり船渡御を見るために立ち止まるのを防ぐためのものだと思っていたが、そうではなかった。船渡御は神様なので神様を真上から見てはいけないということで、それを防ぐために木の板を置いているのだ。なるほど、そういうことか。
 本当は大阪でもっとやりたいことがあったが、二日しかないとなるとやることは限られてしまう。次に大阪に戻ったときにできなかたことをしよう。

高尾山へ

 9月に入った。今月最初で最後の2連休を過ごしている。1日休みでは休んだ感じがしない。昼まで寝てご飯を食べて掃除をしていたらもう夕方になってしまう。そしたら次の日の準備をしなければならない。連休はありがたいものである。
 今日は午前中に美容院に行き、そこから山手線に乗って原宿駅で降りた。雨が降ったりやんだりであったが、結局晴れてきたので今日も歩いていろいろ回ってみた。原宿から表参道、六本木、赤坂、霞が関、新橋、銀座、有楽町、東京駅、とすべて歩いて移動した。歩くというのはいい気分転換になる。仕事で立ちっぱなし、移動しっぱなしで疲労がたまっている足だが、この散歩は疲労がたまっていても軽く感じる。朝の6時くらいは雷で目が覚めた。光ったのと同時くらいに音が鳴っていたので、これは危険だと思い心配であったが、晴れてくれたのが何よりもよかったことである。


 その気分転換ということで、先日一日休みの時に友人と高尾山を登りに行ったのだ。以前から行こう行こうを言っていたがなかなか実現せず、そしてついに登ることができたのだ。結論を言うととても景色がよく、登る時間もちょうど良いくらいの山であった。子供からお年寄りまで楽しむことができる山である。普段はなかなかこういう場所へはいけないので、たまにはこういうのもいいかなと思う次第である。
 夏も終わってしまうが、夏らしいことは何もしていないことに気が付く。お盆中もすべて仕事であったし、横浜の花火大会がある日でも、その日は早上がりで見ようと思えば見ることができたのだが、疲れにより、花火を見るよりも休憩と睡眠を優先したかったので迷わずに電車に乗って家に向かった。朝始発の電車に乗り、、帰るのは終電もしくは終電近く。こんな生活をしていればそりゃ休みたくなる。花火よりも自分の体を優先してしまう。若いからできる生活である。まあ、そういう中で高尾山に上ってきたのだが、暑かったが秋の気配も感じる瞬間があった。季節を感じれるというのは嬉しいものである。百貨店の中にいれば空調の利いた中でいるので、季節なんて関係ない。たまには一日中外に出て季節を感じるのもいいものである。だから連休がほしい(笑)。