2013年8月30日金曜日

父が横浜へ

 なかなか投稿できない日が続いている。やはり仕事が忙しい。ワークスケジュールが分かった時点で早速残業が40時間近くはある。そしてその影に隠れたサービス残業が加算されると一体どれだけ働いているのやらとなる。一緒に働いている先輩が先日、朝の7時から21時のシフトが4日連続だった時があったが、3日目にしてダウンしてしまった。21時といっても店を出るのは22時を過ぎる。在庫チェックをしていたら23時になることも。私はもっとかかってしまう。ただ段取りが悪いとか、仕事ができていないと言われればそれまでの話だが。まあ、仕事ができていないのは否定はしない。かなりきついシフトになっていて、大変であるのは確かであるが、仕事をいただいているので現時点では体調を崩すくらいのレベルではないので、文句は言わない。体調を崩すくらいであればこれは問題だが。

気が付けば8月ももう終わりである。早いものだ。最近朝が涼しくなってきている。夏ももう終わりか。秋がもうすぐそこまできている。秋が来るとすぐに冬がやってくる。寒いのもまた大変だな。
 昨日28日水曜日、私の父が出張で東京に来ていて、そのついでに私が働いている横浜まで足を運んでくれたのだ。前日に連絡をとっていたが、私もその日のスケジュールがわからなかったので、何時に来てくれたらいいのか伝えることができなかった。その日は朝6時から厨房に入って仕事をしていた。どうやら昼まで厨房のようだった。朝の調理は戦争状態で2人で開店までに惣菜を出さなければならない。ポケットに入っている携帯電話がなっていることに気付いていたが、その日は店長と一緒だったので電話に出ることができない。手を止める時間なんて一瞬たりともない状態なので、申し訳ないと思いながら作業をしていた。そして開店10時にちょうど惣菜を持って店頭に行き、開店の音楽が鳴っている数分は動くことができないので店頭に立っていた。まだ作らなければならない惣菜があったので音楽が終わったらすぐに厨房に戻らなければならなかった。父が何時に来るのかもわからなかったので、会えないかもしれないとも思ったが、父の姿が見えた。かなりのグッドタイミングであった。「久しぶりやな」と話しかけてくれた。父と会うのは7月中旬ぶりである。7月に一瞬大阪に戻った日以来である。父と話をしたのは1分くらいであっただろうか、父も仕事があるのだろうか、すぐに帰っていった。しかし、たった1分でよかったと思う。互いの元気な顔を見ることができて。その一瞬のためにわざわざ足を運んできてくれたのだ。これほどうれしいことはないだろう。中途半端な時間で話をするよりも、顔を見れたらそれで満足である。
 父はよく「仕事は大変なんやぞ」と口をすっぱくして言っていた。その時は学生だった私だが、その言葉を頭の中ではわかっているつもりであったがそれは曖昧な感じであった。しかし、今実際に仕事をしていて、父の言葉の意味が今更ながらわかる。お金を稼ぐのに楽なことはない。大変で当然である。その言葉の意味を今はかみしめながら日々仕事をしている。
 結局、父と話をした後すぐに厨房に戻った。昼休みに入ったのは1時くらいであった。今度はいつ会えるのかわからないが、私も連休が取れたら大阪に戻ろうと思う。また会える日を楽しみにしている。

4 件のコメント:

  1. "仕事は楽ではない”
    同感です。ほんとにそう思います。
    買い物してお金を使うのはあっという間ですが、
    働いて稼ぐとなるとホントに大変ですよね。

    残業のない職場に憧れますね。
    こちらも、定時に帰れるなんてまずありえません。
    2~3時間の残業で済めばいいほうです。
    (もちろん、毎回残業手当がつくとは限らずほとんどがサービス残業です。)

    就職して家族と離ればなれになって、久しぶりに会ったときの
    気持ち、よくわかります。
    家族のありがたみが分かる瞬間ですね。

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  2. 1分間でも家族に会えるっていいよね。日常でいつも同じ顔ばっかり見てる中、そこにいるはずのない親しい顔を見ると、なんか安心するよね

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  3. Abbyさん、コメントありがとうございます。
    お金を稼ぐというのは簡単ではないですね。
    自分で汗水たらして手に入れたお金は特別です。
    だから大切にするんですね。
    買い物で使う時でも、自分のご褒美としてなら気持ちよく使えます。
    でもやっぱりお金が減るのは悲しいですが(笑)。

    新聞を読んでいても、残業についていろいろな問題があるようです。
    サービス残業がなければ日本の会社のほとんどがつぶれてしまうというくらいです。
    雇う側にしてみれば、サービス残業ほどありがたいものはないと思いますが、働く側にしてみればこれほど大変なことはありません。
    時間内に終わらすことができないのは、自分の能力不足かもしれませんが、
    でもやっぱり人の労力をタダで使うのはよくないと思います。

    仕事に追われていて、足が地面についていない感覚で毎日を過ごしていましたが、家族の顔を見ることができて、少しだけですが落ち着いた気持ちになりました。
    私が何歳になろうと、どれほど年を取ろうと、親と子の関係は決して変わることはないですね。
    家族に感謝です。

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  4. Tさん、コメントありがとうございます。
    本当にそうですね。
    これが家族のパワーかもしれません。
    毎日一緒にいると見えないことも、少し離れてみると見えるものもたくさんありますね。
    この安心が大きな支えになっていると思います。

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