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今年の1月末で大学の授業は終わり、春休みに入ったのだが、前回のブログでも触れたように、大学生活でお世話になった方々に挨拶回りをしていたのだが、もちろんこちらの方にも挨拶しに行った。とは言ってもこの方とは暇があったら話をしに行っていたので、この挨拶といってもまた話をしに行ったものなのだが。この方もアメリカに何度も足を運んでいて、特にお気に入りの街はニューヨークだという。社会人になる前にもう一度アメリカ行きたいな、という話をしていたのだ。その時は行きたいという希望で、その方とはお別れしたのだ。
しかし、3月になって突然「行かなければ」という気持ちになった。卒業式には行かないだろうと思っていたし、自分なりのお別れの仕方で、足早に4年間お世話になった青森をあとにした。足早といってもそれは行動であって、4年間を振り返らなかったわけではない。4年間あっという間に過ぎ去ったが、いろいろなことがあったのを思い出していた。そこで区切りの何かが欲しかった。学生時代は学生時代でひとくくりにしたかった。学生としてのけじめをつけ、心を一新する何かが欲しかったのだ。卒業式で一新できるとは思わなかった。それでアメリカに行こうと決めたのだ。
1週間後の航空券をゲットし、ホテルを予約し、アメリカドルに両替した。2年前は約2ヶ月かけて準備をしていたが、今回は1週間で準備した。どこに行こうかとかはほとんど考えなかった。2年前に行けなかったところには行こうとだけ考えていた。学生最後の一人旅でニューヨーク、ワシントンD.C.へ。。そしてこれが私の“卒業式”。誰かと一緒に卒業旅行とは考えもしなかった。これは遊びではないからだ。“けじめ”だから。
今回の旅でもいろいろ大変なことがあったが、やっぱり最高だった。今度青森へ行った時に、大学のキャリアセンターの方とお会いしたら今回の旅のことを報告する。メールでもそう約束している。そのようなメールが届いたので、こんなことを考えたのであった。
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