久しぶりの投稿である。今青森にいる。5月下旬から6月中旬過ぎまで大阪にいた。以前のブログでも書いたのだが、教育実習に行っていた。今日はそのことについて書きたいと思う。
6月1日から15日の2週間、母校であるM高校に教育実習に行っていた。行ってきた感想を一言で表すならば、最高だった。そう、これは今だからこそ言えることだ。実習中はかなり大変であった。睡眠時間は毎日3時間。主に教材研究に追われていた。私が担当したのは現代社会で、戦後日本経済からバブルの崩壊まで。私は高校時代は倫理を学んでいたので現代社会は初めてであった。しかも世界史だったので、この単元は全く初めてで、それを教えるというのだから大変に決まっている。参考書など10冊集め、教材研究に走った。これほど勉強したのは生まれて初めて!?であった(笑)。とにかく勉強した。私のホームルームは3年C組で、現代社会を教えるのは、そのC組ともう一クラスは3年D組であった。受験生を教えるということもあり、かなりの責任を感じた。
1日から実習が始まった。1日から15日、起きるのは6時で7時に家を出発し、7時30分には学校に着いているという生活であった。1日は緊張に緊張をして、自分のホームルームへ担任の先生と共に教室に入ったのだが、3年生なので大人なのかみんな静かである。朝のショートホームルームは短いので挨拶も1分もないくらいで、あっという間に教室から出て行ってしまった。仲良くなれるだろうか、と心配になってしまった。
私が授業するのは8日からだったので、それまでは教材研究と他の教科の見学であった。様々な教科のところでどのような教え方をしているのかなどといいところをどんどん盗みとらなければならなかった。高校時代は椅子に座って授業を聞く立場であったので、今回は違う立場で授業を聞く。
その日の終わりのホームルームから私が担当することになったので、連絡事項などを伝える。緊張していたので声を出しているつもりであったが、少し小さかったようだ。掃除を一緒にしたりした。そこで最初に話しかけてくれた生徒がいた。「先生体育祭来るん?」。体育祭は15日で、私の実習期間は14日までだったので、期間が過ぎている。しかし、来れる実習生はぜひお手伝いに来て下さいということだったので、私は行くことにしていた。「うん、行くよ」と返事をした。この生徒は、その体育祭のC組の団長であった。体育祭や文化祭の時は「組」が「団」という呼び方に変わるのだ。一番最初に話しかけてくれたのでかなり嬉しかった。その生徒からどんどん話をするようになり、一人また一人と話をする生徒が増えていった。最初に心配していた仲良くなれるかどうか、は大丈夫であった。
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