おっともう6月もそろそろ終わりではないか。梅雨に入り、夏至も過ぎ、もうすぐ本格的な夏である。今年はコロナの影響でお祭りなどのイベントが中止になっているところが多いみたいである。確かにまだまだ感染者が出てきているし、油断できない状況であるので、そういったお楽しみはもう少し我慢しなければならない。完全にコロナがなくなるのはいつになるのだろうか。マスクをつけて外出するのがもう嫌で嫌でしょうがないのである。しないといけないのでするが。一日でも早く元の生活に戻りたい。
ずっと家にいるときは映画を相変わらず観続けているのだが、ここ最近は自分にとって新しい作品ではなく、好きな作品であったり、あれ観たい!!と思った作品を遠慮なく観ている。なので自分にとっての新作映画の数をなかなか更新できていない。今年その数を達成できるのか心配になってきたが、観たい!!という気持ちは大切なので、その気持ちを優先しているのである。このブログでは何度か出てきている作品ではあるが、もしかしたらそこまで有名ではない作品で、私が大好きな作品をいくつか紹介したい。
まずは『ミッション:8ミニッツ』である。これはタイムトラベルもの?なのかよくわからないが、パラレル・ユニバースが展開される。主人公が何度も何度も“最後の8分間”を繰り返す。最初は全く知らなかった周りの人が、何度も同じ8分間が繰り返されるうちに女性を愛し、、父に愛を伝え、そこにいる人すべてに笑顔になってほしい。最後の8分間、ベストを尽くしたい。人間いつ死ぬかわからない。もしかしたら一瞬一瞬が最後の8分間かもしれない。ならば我々はこの日々をどう生きていくべきなのか。人生への問いかけを残す本当にすばらしい映画である。この映画に関しての議論をしていたら何時間も経過していたことがあった。本当に感動的な映画である。シカゴ行きたいなー。
次は『第9地区』である。この映画はニール・ブロムカンプという監督で、初めての長編作品である。初めての作品ではあるがアカデミー賞にもノミネートされるという本当にすごい作品である。南アフリカの上空に停滞した宇宙船にエビのようなエイリアンがいて、そのエイリアンと人間との闘いや共存を描いた作品である。自分がとある出来事からエイリアンになっていき、自分たち人間がエイリアンを差別していたが、自分がだんだん差別される側になっていく。そして最終的に自分がアウトサイダーとなる。これはただエイリアンの話ではなく、これは監督自身が経験したアパルトヘイトの話である。最初はエイリアンを差別していたが、最後はエイリアンのために命がけで徹底的に戦うのである。主人公がパワード・スーツで闘うところは本当にすごい。しかもめちゃくちゃ感動する映画である。
次は『ドライヴ』である。この映画はなんといってもサイコーにクールでスタイリッシュな映画なのである。そしてセリフがほとんど出てこないのだ。その代わり、登場人物の表情でなにを言おうとしているのかがわかるし、あえて言葉を使わないからこそ伝わってくるメッセージや思いがひしひしと感じ取れるのである。主人公はサソリの刺繍をしているジャンパーを着ているのだが、これはどういうことか。これは『スコピオライジング』という映画が元ネタで、サソリがカエルに川の向こう側に行きたいから乗せてくれないかとカエルにお願いしたら、カエルは俺を殺すからいやだといったのである。そしてサソリは、そんなことしたら俺も死んじゃうから殺さないよ、と言ってカエルに乗せてもらうのだ。でもサソリは途中でカエルを刺してしまう。カエルは何でそんなことするんだと聞いたら、サソリは、ごめん、俺ってそういう奴なんだという。このジャンパーのサソリはそういう意味だ。主人公は愛した愛してしまった女性を、命がけで守る。でもその女性と交わることができない、交わることが許されない主人公。自分ってこういう奴なんだ。どんな映画にも似ていない、誰も観たことのないものを見せてくれる、100分間のドライヴ、人生なのだ。
日々の生活の中で、感じたこと、考えたこと、思ったことをテキトーにくだらない感じで書いているブログである。ブログタイトルは映画『キングスマン』の1シーンからパクって今までのタイトルと合わせたものである。 コメントを投稿していただいた方の返答はそのコメントの下に書かせていただいております。返答はコメントのところをご覧下さい。
2020年6月24日水曜日
2020年6月7日日曜日
ドラマ版『ウォッチメン』
おっともう6月に入ったではないか。そろそろ梅雨の時期に突入である。そしたらもう夏である。早いなー。何回も言っているが(笑)。まだまだコロナが心配な今日この頃ではあるが、東京を中心に新たに感染が広がっているみたいである。それにより東京アラート?が発令されたそうである。これによって何がどう変わるのかは知らないし、これで収まるとは思わないのだが。先日各地で花火が打ち上げられたみたいである。今年は花火大会やお祭りが中止になっているため、使用されなくなった花火をここで使ったみたいである。その前には東京上空を航空自衛隊のブルーインパルスが飛行したみたいだ。1ヵ月前にアメリカのニューヨークでアメリカ空軍のサンダーバーズ、海軍のブルーエンジェルスが飛行したのである。日本のブルーインパルスもやってくれるのだろうと思っていたがかなり遅い。この1ヵ月がアメリカと日本の差なんだと思う。アベっていう人が提案したマスクも届いていないし、給付金の書類もまだ届いていない。マスクはいらないし、こんなふざけたことに何億も無駄遣いしているというのに、アベっていう人の近くにいる人で誰でもいいから「お前はバカか?」という人は一人もいないのか?どうなっているのか理解に苦しむ。何事も慎重に物事を進めていく日本の姿勢はすばらしいことではあるが、時には悪い方に動くこともある。それが今回のコロナで如実に表れたのではないか。今回はあまりにもすべてが遅すぎる。
5月は15本映画を観ることができたのだが、4月の分を少し取り戻せた感じである。6月は現時点で3本観たのである。そのうちの1本は私にしては珍しくドラマなのである。私が観たドラマは、『セックス・アンド・ザ・シティ』、『ツイン・ピークス』である。今回新たに観た作品は『ウォッチメン』というドラマである。この作品は以前何度かこのブログでも紹介した覚えがあるのだが、それは映画版で、今回観たのはその映画版の続編なのである。厳密にいえばコミック版の続編である。原作者のアラン・ムーアは映画版も含めて、自分の作品が映像化されることをすべて拒否しているため、クレジットに名前が出ることはない。なので今回も原作者は全く関与していない作品である。しかし、あの『ウォッチメン』の続編で、そして現代版として作られているわけであるが、これがものすごい世界観になっていて、私は大満足というか、もう本当におもしろかったのである。全9話であったので、そこまで長くなかった。R18指定で、ちゃんと映像にしているのがすばらしかった。アメリカのダーク・サイドを映像として表現し、実際にあった歴史とフィクションが混ぜ合わさった宇宙規模の世界であるし、誰にでも当てはまる個々人の話でもある。私はスーパーヒーローものは何度も観てきているが、やはり一番はこの『ウォッチメン』である。確かにフィクションではあるが、今のアメリカ、そしてこれからのアメリカを反映しているようで本当にすごかった。今アメリカでは“Black lives matter”運動が行われている。白人警官による黒人への暴行により、尊い命が奪われたのである。今回はもうただの殺人でしかない。この作品は事件以前のものであるが、本当この事件についても考えさせられる。我々は一体どこへ向かっているのか。この暗闇のトンネルを抜け出せるのだろうか。我々は日々選択に迫られている。
この先が貧困と絶望に満ちた世界なのだろうか。
いや、むしろそこが我々の生きる場所だったのではないか。
それをただ認めたくなかっただけではないか。
我々はそのことを本当はずっと昔から知っていたのかもしれない。
夜、不安と恐怖に押し潰されそうになりながら眠りにつく。
明日は来るのだろうか。
この夜は明けるのだろうか。
カーテンの隙間から太陽の光が差し込んでいるのに気が付いて目が覚める。
朝、無事に起きれてよかったな。
遅刻は自己責任でお願いします。
5月は15本映画を観ることができたのだが、4月の分を少し取り戻せた感じである。6月は現時点で3本観たのである。そのうちの1本は私にしては珍しくドラマなのである。私が観たドラマは、『セックス・アンド・ザ・シティ』、『ツイン・ピークス』である。今回新たに観た作品は『ウォッチメン』というドラマである。この作品は以前何度かこのブログでも紹介した覚えがあるのだが、それは映画版で、今回観たのはその映画版の続編なのである。厳密にいえばコミック版の続編である。原作者のアラン・ムーアは映画版も含めて、自分の作品が映像化されることをすべて拒否しているため、クレジットに名前が出ることはない。なので今回も原作者は全く関与していない作品である。しかし、あの『ウォッチメン』の続編で、そして現代版として作られているわけであるが、これがものすごい世界観になっていて、私は大満足というか、もう本当におもしろかったのである。全9話であったので、そこまで長くなかった。R18指定で、ちゃんと映像にしているのがすばらしかった。アメリカのダーク・サイドを映像として表現し、実際にあった歴史とフィクションが混ぜ合わさった宇宙規模の世界であるし、誰にでも当てはまる個々人の話でもある。私はスーパーヒーローものは何度も観てきているが、やはり一番はこの『ウォッチメン』である。確かにフィクションではあるが、今のアメリカ、そしてこれからのアメリカを反映しているようで本当にすごかった。今アメリカでは“Black lives matter”運動が行われている。白人警官による黒人への暴行により、尊い命が奪われたのである。今回はもうただの殺人でしかない。この作品は事件以前のものであるが、本当この事件についても考えさせられる。我々は一体どこへ向かっているのか。この暗闇のトンネルを抜け出せるのだろうか。我々は日々選択に迫られている。
この先が貧困と絶望に満ちた世界なのだろうか。
いや、むしろそこが我々の生きる場所だったのではないか。
それをただ認めたくなかっただけではないか。
我々はそのことを本当はずっと昔から知っていたのかもしれない。
夜、不安と恐怖に押し潰されそうになりながら眠りにつく。
明日は来るのだろうか。
この夜は明けるのだろうか。
カーテンの隙間から太陽の光が差し込んでいるのに気が付いて目が覚める。
朝、無事に起きれてよかったな。
遅刻は自己責任でお願いします。
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