こちら東京は急に暖かくなり、今までの服装だったら暑いくらいである。急に暖かくなったので、少し薄着でもいいのかなーと思うのだが、寒かったらヤダなーとついつい思ってしまうのでなかなか薄着できないでいるのである。また寒くなるのだろうけど、少しずつ春に近づいていっている。2月も残り半分で、もうすぐ3月である。あっという間だなー。
先日気になっていたアカデミー賞があった。私は仕事であったが、合間合間を見つけて速報をチェックしていたのである。アカデミー賞の直前の全米製作者組合賞という賞があるのだが、それで『1917 命をかけた伝令』が受賞し、この賞とアカデミー賞の作品賞が連動しているパターンが多いため、『1917 命をかけた伝令』が取るのでは?と思っていたのである。アカデミー賞当日、その速報をチェックしていて、作品賞は最後の発表なのだが、監督賞というのがあり、それで『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督が受賞したことがわかったとき、これは『パラサイト 半地下の家族』が作品賞取るかもしれないと思ったのである。アカデミー賞で監督賞を取れば作品賞も取る場合が多いからである。そして案の定『パラサイト 半地下の家族』が見事受賞したのである。これはものすごいと思った。そもそもアカデミー賞はアメリカ国内の賞で、外国の映画は外国語映画賞というのがあるので、基本的にはそれになるのだが、作品賞にこの『パラサイト 半地下の家族』がノミネートされ、そして受賞までしてしまうというのは異例中の異例である。カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞し、そしてアカデミー賞作品賞まで取ってしまうのというダブル受賞はなんと64年ぶりだそう。歴史が変わった、時代が変わった瞬間であった。すばらしい作品に国や人種などそんなことは関係ないことを証明したのである。昨年は、『グリーンブック』、『ブラック・クランズマン』、『ブラックパンサー』、『ボヘミアン・ラプソディ』など人種問題やLGBTQの作品が多かった。そして今年は、また白人ばかりのアカデミー賞と再びバッシングがあったが、その中で『パラサイト 半地下の家族』が取ってしまうという番狂わせ。こういった賞にそこまで重要視していない私ではあるが、本当にすばらしいことだと思った。日本はこういう社会問題をなかなか題材にして作品を作ろうとしない。社会問題を取り扱うと観に来る人が少なくなるとか、炎上するとか、裁判になったらどうしようとか、そういうことばっかり考えた挙句に出来上がる作品はいわゆる“難病モノ”である。日本のネタはそればっかりである。もういい加減にしろよと言いたくなる。もういいよそのネタは。ただ単にこの国にそういった社会問題を扱って作品を作ろうという根性のあるクリエーターが存在しないということである。社会問題を取り扱った作品は本当に客が減るのか?『ブラックパンサー』はどうなんだよ?大大大ヒットだよ?もうそんな言い訳は通用しないんだよ。今回韓国の『パラサイト 半地下の家族』が受賞されたのを機に、日本の映画業界に少しでも刺激になったらと思う。そういえば『スキャンダル』という映画で、アカデミー賞のメーキャップ・ヘアスタイリング賞を受賞したカズ・ヒロさんという方がいらっしゃるのだが、元日本人で今はアメリカ人となっている。カズ・ヒロさんは2018年にも受賞されていて、今回で2回目の受賞である。カズ・ヒロさんが授賞式の後の記者会見で、「日本での経験が受賞に生きたか」という質問に対して、カズ・ヒロさんはこう答えている。「こう言うのは申し訳ないのだが、私は日本を去ってアメリカ人になった。日本の文化が嫌になってしまったし、夢をかなえるのが難しいからだ。それで(今は)ここに住んでいる。ごめんなさい。」と。これほどまでに大きい舞台である場所で、このように答えるというのは我々日本に向けてのメッセージなんだと思う。ただ単に日本が嫌いになったと言っているわけではなく、その向こうにある伝えたいことがあるはずである。それを私たち日本人は耳を傾けなければならないはずである。私はこの答えを聞いて、ありがとうと感謝の言葉が心から出てきたのである。カズ・ヒロさんの言葉を真摯に受け止めたいと思う。何から何まですごいアカデミー賞であった。これからまたすばらしい映画という作品が作り出されることを心待ちにしたい。
日々の生活の中で、感じたこと、考えたこと、思ったことをテキトーにくだらない感じで書いているブログである。ブログタイトルは映画『キングスマン』の1シーンからパクって今までのタイトルと合わせたものである。 コメントを投稿していただいた方の返答はそのコメントの下に書かせていただいております。返答はコメントのところをご覧下さい。
2020年2月14日金曜日
2020年2月7日金曜日
パソコンがゾンビウイルスに
今世界というか特に中国では新コロナウイルスにより大変なことになっている。日本でも感染された方がいて、どうにか拡大を防ごうと対処しているみたいである。職場では今までなら売り場ではマスク禁止だったのだが、この新種のウイルス拡大により、マスクを必ず着用することになった。でもこの前の連絡では2月14日まで、と書いてあった。なんで2月14日までなんだ?中国では死者数が増えているし、日本でも感染された方が増えているのに。徐々に回復してきたら再び以前のルールにすればいいのに。全くもって意味不明な2月14日である。とは言いつつも、それでもまだまだ他人事であるかのように、「あー、大変そうだなー」とニュースを聞くたびに思っていたのである。しかし、先週の金曜日、ちょうど土曜日と日曜日が連休ということでいつものように金曜日仕事を終え、家に帰って掃除や洗濯やらをして、ご飯を食べながら映画を観ようと思ったのだが、どうもパソコンの調子が悪い。パソコンというよりもBlu-rayを読み込まないのである。そうなったときの対処法をネットで調べて「アップデートしているか」というのがあったので、そういえばそういうのは放ったらかしにしているから絶対それが原因だ!!ということですぐさまアップデートしたのである。そうこうしているうちに眠たくなってしまったのでその日はそれで寝たのである。次の日、Blu-rayが観れるか試してみようと思い、ディスクを入れたらちゃんと読み込むではないか!!やっぱりアップデートしていなかったからだな!!そういうのはちゃんとしないとダメだよな!!わははははっ!!と笑いながら映画を観ていて、2本目を観ようと思ってディスクを取り替えたらまた読み込まなくなってしまったのである。別の対策として、いったんアンインストールしてから再インストールをすればいい、というのがあったので試してみた。再インストールする段階で、とあるところから手順に出ている画面に切り替わらないのである。何度やっても先に進まなくなってしまったのである。なんでだろう?といろいろ考えていたのだが、そういえば最近『ワールド・ウォーZ』、『ゾンビランド』、『新感染 ファイナル・エクスプレス』と立て続けにゾンビ映画を観てしまったがために、このパソコンもゾンビウイルスに感染してしまったのでは!?絶対そうに違いない!!と思い、もう自分では対処できなくなってしまったので、サービスセンターに電話したのである。前回サービスセンターに電話したときに40分くらい待たされたが、今回はすぐにつながったのである。そこからいろいろとコールセンターの人の指示やリモートサポートを駆使して問題を解決すべく様々な方法でやってみたのだが、どうやら故障しているみたいであった。私は「ゾンビウイルスに感染しているんですよ!!」と言いたかったのだが。まだパソコンを購入して2年たっていなかったので、まだ保証期間内ということで無料で修理ができるとのこと。パソコンを取りに行くというので、最速で明日来れるというのでそれでお願いをしたのである。連休で本当によかった。そしたらスムーズに修理がすすんだみたいで、今日無事にパソコンが返ってきたのである。いやー、よかったよかった。私はテレビを持っておらず、パソコンで映画を観ているので、これがないと生きていけないのである。このパソコンがない間、以前使っていたパソコンを使って、まだかろうじてDVDは観れるので、それで対応していたのである。思ったよりも修理が早かったので、ストレスなく過ごせたのでよかった。要するに、私のパソコンも新種のゾンビウイルスには勝てなかったということである。
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