2018年9月15日土曜日

どうなっているのかこの世の中は

 気が付けばもう9月の中旬である。この間にも台風であったり地震であったりいろんなことがあった。今年はこういった自然の災害が多いような気がする。こればっかりはどうしようもないのだが、いざそういったことが起こると誰でもパニックになってしまうだろう。実家の大阪でも、家の近所にある公園の木も台風の風でなぎ倒されていた。いつも台風が来ると言いながら結局ほとんど影響がなかったが今回はまともに直撃してちょっと油断していたみたいである。こういうのは油断しないほうがいいと改めて思った次第である。関西国際空港も大変だったみたいである。徐々に元通りになってきているみたいだが台風が来た日は空港に缶詰め状態になった人がたくさんいたみたいである。台風が来るというのは予報で数日前からわかっていたことだが、なぜ空港にそこまで人がいるのかよくわからないが身動きができなくなって大変だったみたいである。こういうのは早目に対処した方がよさそうである。

もう9月の中旬ということでかなり涼しくなり、朝夜は少し寒いくらいである。昨日お昼過ぎくらいに外を歩いていたが、セミが鳴いていた。もう夏も終わりだが、まだセミの声を聞くとうれしかったのである。私の感じだと9月になればもう年末という気がしてしまい、本当に気持ちがブルーになってしまうのだが、まだセミの声がすると気持ちが救われるのである。元気がなくて小さな鳴き声であったが最後の力を振り絞っていたような気がする。
 9月1日は小学校中学校高校の児童、生徒たちの自殺が一番多い日みたいである。これは私は数年前から聞いていたのだが、年々このことが大きく取り上げられていっている。9月1日は夏休みが終わって学校が始まる日である。最近は8月から始まる学校も増えているみたいだが、とにかく次の学期が始まる日である。ここで少し思ったことが自殺する日が多くなるのは9月1日であって、8月31日ではないということである。8月31日は夏休み最後の日。みんなの心の中はどういった気持ちの状態なのだろうか。最後まで夏休みを楽しんでいたい、それでもまだ31日という今日がある。31日ではないというのを考えるとそれだけでも心がすごく痛くなってしまう。学校に行きたくないという理由はたくさんあるだろう。イジメてくる人がいる、先生が嫌だ、勉強が嫌だ、馴染めない。理由はどうあれ一人の子どもが生きるか死ぬかの選択をしているという事実。生きるか死ぬかという極致にいるという状況を周りの人は誰も気が付いていない。周りの人にわからないようにしているのかもしれない。親に迷惑をかけたくない、心配されたくない、もしくは自分がそういう状況にあることを恥じてしまっているのかもしれない。それを親が知るとどう思うのか。情けない奴だと言われてしまうかもしれない、怒られてしまうかもしれない。その子それぞれに様々な理由がある。心置きなく自分が今こういう状況にあるんだと、こういう気持ちで悩んでいるんだと、苦しいんだと、言えるような場所はないのだろうか。そういった窓口はあるのは聞くが、この数が減らないということはそこまで進んでいないということ、浸透していないということ。自分が今辛いんだと、苦しんでいるんだと、生きているのが嫌なんだと、そうまっすぐに言える場所がない。こうしたことを言うことが恥じになってしまうというこの環境、文化。根本的にそういった風潮がある。これをどうにかしないことにはなかなか改善するには難しいような気がする。誰にも言えず一人でずっと悩んでしまうのである。もちろんこれは子どもたちだけの問題ではなく、私たち大人の人でもそうである。年間の自殺者数は調べればすぐに出てくるが、約3万人と出てくるが、自殺以外に変死というのが15万人いる。遺書があれば自殺になるが、遺書がなければ変死になってしまう。つまりこの自殺者数約3万人というのは本来の数字ではない。おそらく変死のほとんどが自殺に当たるのではないかと思う。つまり本当の自殺者数は18万人ではないかという資料もある。実際の所はわからないが、ものすごい数である。この国がどういう国なのか、この数字を見ればわかるだろう。私自身も働いていて、この状況というのはほんの少しかもしれないがわかるような気がする。自分自身のレベルがどの段階なのかはそれは比較することは不可能だが、わかるような気がする。自分の周りの状況を見てみて言えることは、本当にどうかしてるよ、ということである。なんでそういう言い方になるのか、なんでそういう接し方しかできないのか、言いやすいからといって自分の気分で何でも言っていいのか。嫌味な言い方をして見下して、本当にどうしようもないと思う。こういった状況が私の周りだけではなく、先ほど述べた数以上に存在しているということである。いい加減にしろ本当に。人が生きるか死ぬかというときに学校も仕事もねぇーんだよ。FUCK OFFだよFUCK OFF。苦しくて行きたくなかったら行かなくていいよ。辛くてどうしても辞めたかったら辞めたらいいよ。くだらないことに、くだらないヤツに命を落とすことなんてないよ。むしろ死ぬのはそういう奴らだよ。本当にどうかしてるよ。異常だよ。考えれば考えるほどイライラしてしまう。くだらないことしているヤツいい加減にしろ。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。

    先日の台風ですが、関西地方はかなりの大打撃を受けたと報道されていましたね。大阪では何台もの車が横転していましたし、建物の屋根が暴風で吹き飛ばされたりしていたようですね。毎年必ず日本のどこかで災害が起きて大変なことになっていますね…
    私は昨日東京に行っていました。例の出張が終わってからの、羽伸ばしです
    東京に行くといつもじ~っとみてしまう、地元にはない数々の超高層ビル、マンション。立体交差の高速、渋滞、あちこちにある地下鉄…
    午前中は雨が降っていましたし、少し肌寒い感じでしたね。
    地元では、周囲には田んぼしかないため隣の建物が地震で倒れてくるということは絶対ありません。そしてたいていの家庭には畑もありますから、スーパーの野菜売り場に商品がなくなったとしても、畑にいけばそれなりの野菜が手に入る、ということもあります。米をはじめ、野菜自体いくらかの備蓄が普段からある家庭が多いと思いますね。
    水道が止まっても、最悪井戸水を使うという手もなくはないのですが、
    それでも以前地震が来たときは大騒ぎでしたね。ガソリンがすぐに入手困難になりますしね。こればっかりは個人で備蓄しておくわけにはいきませんので、なくなると大変です。社会が大混乱です。
    東京で超高層ビルをみるたび、ここでもし地震が起きれば確実に死んでしまうな~と思いましたね。マンションの上層階にいる人は、あの高さから階段で避難するのかなぁ~とか、これだけの大勢の人々がこんな狭いところに集中していて、水も食料もトイレも、どうやって確保するんだろう?とか。そんなことも考えてしまいますね。
    田舎者にとっては、東京はこうやって何もないときにたまに行くから楽しいのであって、いざ東京に住まなければならないとなったときは大変だろうな~と思ってしまいます。

    「8月31日は夏休み最後の日。みんなの心の中はどういった気持ちの状態なのだろうか。最後まで夏休みを楽しんでいたい、それでもまだ31日という今日がある。」
    「心置きなく自分が今こういう状況にあるんだと、こういう気持ちで悩んでいるんだと、苦しいんだと、言えるような場所はないのだろうか。」
    「自分が自分の周りの状況を見てみて言えることは、本当にどうかしてるよ、ということである。なんでそういう言い方になるのか、なんでそういう接し方しかできないのか、言いやすいからといって自分の気分で何でも言っていいのか。嫌味な言い方をして見下して、本当にどうしようもないと思う。」
    夏休み明けの子どもの自殺が今回のテーマでした。
    自殺するほどせつないのであればそこから逃げてほしいと思いますが、逃げられないから自殺してしまうんですよね。
    本当にどうかしてますよね、この国は。
    心置きなく自分のつらさや悲しさを吐露できる場所がないうえに、心ない言葉や態度を取る人のなんと多いことか。学校でも社会でも子どもで大人でも、常に何かと戦っていないとこの国では生きていけないシステムになっているように思います。
    たしかにこの国では戦争が起きているわけでもなく、治安もよく物質的には豊かなのかもしれませんが、常に何かと戦っていなければならない国が本当に豊かであるといえるのでしょうか?
    つらいことがあっても逃げたら負け、逃げられないなら死ぬしかないなんて、どうかしてますよ。

    「みんなの心の中」とありましたが、私は2か月離れていた職場にもうすぐ戻らなければなりません。夏休みが終わる直前の小学生のような気分ですね。
    怖いですねー。やっぱり。
    一体どうなっているんだろうって思いますね。
    ついていけるのかなぁ、とか。余計なことばっかり。
    何だか、そんなことばっかりコメントしてますが(笑)

    先日東京のVRの紹介をしていただきましたが、今回はお台場のほうに行ってきました。
    もちろん試してきました。ありがとうございました。
    おかげ様でこれで気が済みました(笑)
    お台場のレストランからレインボーブリッジが見えて、船や水上バス、たくさんの観光客が自由の女神の写真をとっている様子なんかも見えました。

    わずかな時間でしたが、地元から離れて、日常から離れて、こんなに大勢人間がいるのに知っている人は誰もいないというところに行って、いろいろ考えてきました。
    難波宮跡に座って足をプラプラさせながら過ごしたあのときみたいでした。
    ほんとに、いろいろ考えてくる時間が持てました。
    有意義な時間だったと思います。
    楽しい時間はあっという間に終わってしまいました。
    9月はもうこれで休みらしい休みはなくなってしまって、あとの2週間は連続勤務でひたすら忍耐、となりそうです。
    10月の勤務表がでたら、速攻でまた何か楽しい予定を作っておかないといけませんね(笑)

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    1. Abbyさん、コメントありがとうございます。
      もし学校や仕事場で何かしらの問題があれば、夏休みなどの長期休暇だけでなく、一日や二日の休みでさえも次の日に学校や仕事へ行くのは苦痛を感じますね。
      自ら命を絶つ人がこれほどまでいるこの状況ですが、本当にどうにかならないのかと思います。
      やっぱりおかしいと思いますね。
      いろんなことにおいてです。
      毎日苦痛を感じながら学校へ行ったり仕事に行ったりするのはいつか体力的にも精神的にも限界が来ます。
      その逃げ道、逃げ場所がないんですね。
      もう自分の行き場所や居場所がなくなってしまうんですね。
      それは辛いです。
      人間の世界は何かしら必ずこういった“問題”があります。
      それは避けては通れない問題です。
      でも、今起きているこの現状はさすがにおかしいと思います。
      学校に行くのが嫌で死んでしまうんですよ。
      仕事に行くのが嫌で死んでしまうんですよ。
      仕事しすぎて死んでしまうんですよ。
      たかが学校で、たかが仕事で、なぜそこまでして苦しまなければならないのか。
      それでもなお学校や仕事に行かなければならないというのもわかります。
      もし自分が苦しい立場にいたらどうだろうか、弱い立場にいたらどうだろうかというのを常に考えながら生きていかなければならないと思います。
      すみません、自分もその状況にあるというのを思うとついつい腹が立ってきてしまいます(笑)。

      東京にお出かけされていたのですね。
      いかがでしたでしょうか。
      仕事で来るのと休暇として来るのとでは全然気持ちが違いますよね。
      そして楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね。
      私も連休で大阪に帰っていて、東京に戻らなければならなくなるといつも泣きそうになります(笑)。
      今回はお台場に行かれたということでVRはいかがでしたか。
      現段階でVRの技術はこのレベルですが、将来的には現実世界とVRという虚構の世界との区別がつかなくなってくると思います。
      VR絡みの映画もあるのでこちらもまたご紹介したいと思います。

      自分の知らないところへ行って、自分を知っている人がいないところに行くと、それだけでも非日常ですね。
      いつも考えないようなことを考え、気が付かないことに気が付いたりしますね。
      悩みの根本的なことの解決にはなりませんが、こういった時間は非常に貴重な時間だと思います。
      気分転換というのかリフレッシュできたのではないかと思います。
      次の楽しい予定を立てないとやってられませんからね(笑)。
      現時点でのお仕事はいかがでしょうか。
      毎日ご多忙だと思いますが、体調にはくれぐれもお気を付けください。

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