2017年12月18日月曜日

宇都宮の少し先へ

 以前“遠くに行ってしまった友人”について書いたことがあるが、手紙のやり取りをしていると会えることがわかり、先日その友人に会いに行ってきたのである。その手紙のやり取りで会えるのが分かったのが夏くらいだったが、なかなかタイミングなどが合わず、やっと日程的に会えるようになったのである。今その友人がいるのは宇都宮の少し先にあるところである。東京からだとけっこう時間がかかるし、交通費もかかってしまうのだが、それを気にしてもしょうがないので、できるだけ早めに到着したかったので、始発に乗って家を出発したのである。新幹線もあったのだが、ここは交通費をできるだけ抑えたいということもあって在来線で向かったのである。片道3時間くらいはかかった。その友人がいる最寄り駅に到着し、そこからはバスかタクシーを利用しなければならなかった。歩いていくと2時間くらいの距離だった。バスの時刻表を確認してみると、ちょうど出発したところで、次に来るのが1時間半から2時間くらい後であった。都会を離れるとこういうところに不便を感じてしまうんだなぁー。時間がもったいないのでタクシーに乗って3600円かかった。ようやくその友人がいるところにたどり着いたのである。身分証を出して、書類を記入して、持ち物は紙とペンのみで、部屋番号を教えられて、金属探知機のゲートをくぐってその部屋の番号が書いてあるところまで行くと、ちょうどその友人もその部屋に入ってきたところで約10ヶ月ぶりの再会である。めちゃくちゃ元気そうで私もすごく安心したのである。そしてその友人もすごくうれしそうだったのではるばるここまで来てよかった。手紙のやり取りの情報から少し進展というのか変わったことがあり、いろいろ現状報告をしてもらったのである。そして私も現状報告をしたりして、剛の話や映画関係の話をしたりして、相変わらずくだらない話をして爆笑していたのである。その再会も束の間で、30分で打ち切られる。私は、年明けたらまた来るわ、と約束をしてそこを去ったのである。手紙のやり取りのときも元気そうだったのだが、実際に会ってみて本当に元気そうでなによりである。本当に来てよかった。
 その場所に行くときにタクシーの運転手にいろいろ話を聞いて、その友人がいるところから歩いて20分くらいのところに道の駅があり、そこから駅までの無料バスが出ていると聞いたので、さすがに帰りもタクシーを使うと交通費がかかるので、一応その運転手の名刺をもらっていたのだが、私は歩いて道の駅にむかったのである。そしてその道の駅に到着して、バスの時間を見てみると、30分後に出発するバスがあったので、それに乗ることにして、その道の駅内をプラプラ時間を潰していたのである。そしてバスに乗って出発したのだが、そのバスは駅直行ではなく、その地域には温泉の施設が2、3カ所あり、その温泉施設を回って駅に向かうバスだったので、予期せぬことにその地域をバスからいろいろ眺めることができたのである。そして駅に到着して東京を目指し、家に帰ってきたのが14時くらいだった。本当にその友人に会いに行くためだけに宇都宮の少し先に向かったのである。交通費はタクシー代も合わせて9000円弱であった。今度行くときは駅から出発するちょうどいいバスの時間に合わせて家を出発して、帰りはまたバスか道の駅の無料バスに乗れば交通費を抑えられるのでそれにしようと思う。そして、その後改めて手紙を書いて、それと一緒に本の差し入れを送ったのである。今日届いているはずである。雪が降ったらタクシーもつかまらないよ、とそのタクシーの運転手が言っていたので、今度行くときは天候を気にしながら、また会いに行きたい。写真はその友人がいるところから道の駅に向かう途中に撮ったものである。あと宇都宮駅にて。



2017年12月3日日曜日

東京コミックコンベンション2017

 12月2日に以前にも言ったのだが、東京コミックコンベンション(東京コミコン)2017に参加してきたのである。場所は幕張メッセにて行われ、去年が第1回目で今年が2回目ということである。去年もこのイベントがあることは知っていたのだが、仕事の都合上参加することができなかったのである。今年は日にちが分かった時点で、前売券を購入して、仕事の希望休を提出して、確実に参加できるようにしていたのである。まず、“コミコン”とはなんぞやということだが、公式サイトからそのまま転用させてもらうと、
「1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてシェル・ドルフを中心に開催されたのが原点で、テクノロジーとポップ・カルチャーのイベントです。アメリカのサンディエゴでは毎年7月上旬に開催され、海外コミック、アニメ、ゲーム、映画と内容も拡大され、 最大13万人が集まる大イベントに発展しています。さらに、コミコンはアメリカのみならず、フランス、イギリス、台湾などでも開催され、世界中で話題となっています。」
続いて“東京コミコン”とは、
「マーベルの名誉会長を務め、「スパイダーマン」や「X-メン」などのコミックの原作者としてアメリカコミック業界に変革をもたらした 「ポップ・カルチャーの父」スタン・リーと、アップル共同創業者の一人で「テクノロジーの王」と言われているスティーブ・ウォズニアックとの出会いが、 米国「シリコンバレー・コミコン」として結実し、ウォズニアックにより「東京コミコン」が提唱されました。 そして、ついに2016年12月山東昭子参議院議員を名誉実行委員会長に迎え、スタン・リーを名誉親善大使として招聘、 さらに第一回親善大使として、ダニエル・ローガン氏、日本からは竹内涼真さんが参加し「東京コミコン2016」として​実現し、大盛況の内に幕を閉じました。
ウォズニアックが開催する「シリコンバレーコミコン」と親しい関係にある「東京コミコン」は、アメリカン・スタイルをベースとしながらも、 日米ポップ・カルチャーの祭典として、既存のコミック・映画・アニメーション・あるいはゲームショーなどのイベントとは一線を画し、 革新性と楽しさを共有する空間を創出。老若男女問わず、全世代を通して楽しんでいただける知的好奇心を刺激するイベントです。」
ということである。マーベルの会長のスタン・リー氏も来ていたし、ハリウッドスターも何名か来ていたのである。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のヨンドゥ役のマイケル・ルーカーも来ていたのである。そのスターとサイン会や撮影会があるのだが、それは別のチケットが必要になり、高額なこともあって今回は行かないことにしたのである。来年は行ってみようかなと思っている。映画の撮影に使われた小道具であったり、車であったり、グッズの販売であったり、アーティストの個人ブースであったり、ステージでの様々なイベントであったり、コスプレ大会であったりと様々な催し物が用意されていて、映画好きにとってはサイコーの空間であった。人が多すぎるというのが難点だったが。でも普段見ることができない貴重なものばかりで、ものすごく充実した時間であった。今月に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が公開されるということもあってスター・ウォーズにかなり力を入れていた印象である。あとマーベル映画関連、そしてDC映画の『ジャスティスリーグ』がメインどころであった。私は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや『ターミネーター』のT-800を見れてめちゃくちゃ興奮してしまった。あと、私は何名かの映画ライター、評論家の解説や評価を見ているのだが、その中の一人に今回お会いすることができたのである。昨年この方は個人ブースで参加していたのだが、今年は参加しないというのをコミコン開催前に知って落胆していたのだが、ほんの少しだけコミコン自体には顔を出すのでというのを知ったので、是非ともお会いしたいと思って会場をグルグル回っていたのである。人が多くて大混雑していて、見つけるのが予想よりかなり難しかった。探し方を変えようと思って2階からその方を探して、運良くみつけられたので、急いでその場所へ行き、話が終わるのを近くで待って話終わったので話かけたのである。思っていたよりすごく丁寧に対応してくださり、そのとき私はその方の書籍を持っていたのでサインをいただき、そこに私の名前も書いてくださったのである。あと一緒に写真も撮っていただき、そして握手していただいたのである。今年一番の感動と興奮である。その書籍は私の家宝の一つになった。私がその方にサインを書いていただいているときに、その周りを通る人たちは「誰?」みたいな感じで見ていたのだが、私にしてみればものすごく尊敬している方である。今回このコミコンに参加した一番の理由はその方にお会いすることだったので、それが叶って本当にうれしい限りである。本当は当日券みたいな感じで俳優の一人にサインと写真撮影ができたのだが、その方とお会いできたのでもうその後はどうでもよくなったのである(笑)。いやー本当にいろんな意味で貴重な時間であった。来年も参加したい。