前回の投稿から今回の投稿の間にややこしいことがあった。まずは私の部屋が漏水してしまったのである。部屋に洗濯機が置いてあり、そこに洗濯機用の水道がある。その上に突っ張り棒形式の棚を置いてあったのだが、私が外出している時にその棚が落ちてしまって、洗濯機用の水道に直撃し、水道が折れてしまったのだ。異変に気がついたのは下の階に住む管理人さんである。変な音と、天井から水が落ちてきたそうだ。急いで私の部屋に入り、水道の元栓をしめ、簡単な応急処置をしてくださったのだ。知らぬ私が帰ってきたのだが玄関に、水道が壊れ漏水したため元栓をしめました、というメモが貼ってあった。嫌な予感がした。何故か私の玄関の前にバケツと雑巾が置いてあったからだ。そのメモを見ていると近くに住んでいる方が得てこられて、「大変だったみたい」とおっしゃていた。恐る恐る部屋を開けてみると、やはり水浸し。幸いにも部屋の半分は無傷だったのがせめてもの救いであった。私の部屋に置いてあった新聞紙を床にまんべんなくしいてくれていたのだ。ただここからが面倒だったのだ。もちろん部屋の掃除はしなければならない。水道の修理は3日後らしい。なんと水無しで3日も過ごすというのか。それはきつい。近くに銭湯があるのだが、そこは23時まででその日は過ぎてしまっていた。たまたま全会社の後輩が私の家の近くに住んでいて、急いでその後輩に電話し、風呂だけ入らいてくれとお願いすると快くOKをもらた。次の日は銭湯に行った。その次の日は帰るのが遅くなってしまった。それもそのはず。よりによってクリスマスシーズンだったからだ。その日は後輩もお店の近くに宿泊しなければならないということで家には帰っていなかった。仕方がないので、住んでいるビルの1階に公共の水道があったので、ペットボトルを何本か持って行き、その水を使って頭と足だけ洗うことにした。外に設置してある水道だったのでものすごく冷たいのである。頭の感覚がなくなるくらいだ。体はコンビニで売っているような汗拭きシートで我慢することに。それでやっと水道がなおったということである。また、階下に住んでいる方に大変ご迷惑をかけてしまい、謝罪の挨拶に伺ったのだが、壊れたものや弁償しなければならないものはなかったというので、それだけでもよかった。
次はなんとインフルエンザにかかってしまったということである。人ごみの中で仕事をしているので、おそらくそのどこかでうつされてしまったのだろう。27日の夜、急に悪寒が走ったのである。急いで寝たのだが、次の日の朝、頭痛と体のだるさがあった。風邪だと思い、仕事があったのでいつも通り支度を。今までの経験から言うと、普通の風邪なら朝起きるときが一番辛く、体を動かしているうちにだんだんと体も慣れてきて、なんとかいくものである。しかし、今回はどんなに体を動かしてもだるいままである。電車内でもぼーっとしていた。百貨店についていつもどおり仕事をしていたが、やはりこれは普通の風邪じゃないと思い、繁忙期で申し訳なかったが早退させてもらい、病院を探した。年末、そして休日でも営業している病院を探した。私は普段保険証を持ち歩かないので、一旦家に帰り、そしてすぐに出かけたのである。熱を測ってみると、37.4°。昨日熱はあったか聞かれたのだが、私は体温計を持っていなかったので、わからないと答えた。時期が時期なのでインフルエンザの可能性もあるということだが、昨日熱を測っていたらその可能性が高かったが、測っていなかったので今日の朝熱が出たという結果にし、現時点は潜伏期間で検査しても結果が出にくいがどうするかと聞かれ、一応解熱剤だけをもらい様子を見ることにした。もしこの薬を飲んでも熱が下がらなかったり、体調が悪くなったら明日病院に行けと言われた。家に帰り、暖房をつけてゆっくりしていたが、頭痛と悪寒がすごいのである。ガタガタ震えるレベルである。この機会に体温計も買っておいた。その夜に早速測ってみると38°を超えている。明日熱が下がっていることを願いながら眠りについた。朝になり、もちろんその日も仕事が入っていた。その日は午後からのシフトインだった。熱を測ってみる39°。頭痛も激しい。自分でもインフルかもしれないと思った。とりあえず病院へ行くことに。インフルの検査をしてもらい、結果はインフルエンザA型。今流行りのものである。今日と明日は外出禁止令が出た。イナビルという吸引型の薬をもらい、そのまま家に直行。イナビルを吸引して寝た。それが昨日である。そして今日は熱が37.3°に下がり、体もだいぶ楽になってきた。早く体調をよくせねばならない。お店にも迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ない。
そうそう体調を崩さない私だが、インフルエンザには勝てなかった。幼稚園時代に一度インフルになった記憶があるがそれ以来ということである。普通の風邪とインフルの違いを体感できただけでもよかった。
日々の生活の中で、感じたこと、考えたこと、思ったことをテキトーにくだらない感じで書いているブログである。ブログタイトルは映画『キングスマン』の1シーンからパクって今までのタイトルと合わせたものである。 コメントを投稿していただいた方の返答はそのコメントの下に書かせていただいております。返答はコメントのところをご覧下さい。
2014年12月31日水曜日
2014年12月16日火曜日
本が言う
私が働いている百貨店は今繁忙期でかなり忙しい。今はお歳暮の時期で、ギフトセンターというお歳暮専用のエリアが設けられているので、私のお店もそこに何品かギフトを置かせてもらっているのだ。もちろんお店にもギフトを求めて買いに来られる。お歳暮に時期が終わるとすぐにクリスマスで、そのまま年末年始である。今年も慌ただしく新年を迎えそうである。
先日、一日休日があったのでいつもの通り渋谷から東京駅までを歩いた。久しぶりに日曜日休日ということでどこに行っても人が多かった。私は歩くだけなので人の多さはどうでもいいのだが(笑)。そして東京駅のoazoの本屋に行った。本屋には久しぶりに立ち寄った。いい本はないかと探していると、こりゃまた“紀行”のエリアでニューヨーク関係の本が新しく出ていた。ニューヨークかぶれの私としては買わざるを得ないので2冊買った。1冊は一日で読んでしまい、もう1冊も読み始めようかなと思う。
読んでいると疑問に思っていたことが「なるほど」と理解できることもあれば、笑いながら「そうそう」と共感するところが多い。実際に行ってみると文化の違いに圧倒される。そしていろんな疑問が生まれる。私も行く前はそんな本など読もうとも思わなかったものだが、帰ってきてからはもっと知りたいと思うようになった。気がつけばそれに関係するものを探している。まあ勉強もそんなものである。勉強はすべて”なぜ?”から始まる。知りたいから勉強する。今回のことでいえば本を読むことになるのだが。
良くも悪くも私はあの街にとりつかれてしまったようだ。はっきり言って、うるさくて騒がしくて汚くて騙されて落ち着く暇さえも与えてくれない、それでもいつかこの街に住んでみたい、この街でなにかしてみたい、そう思う自分がいる。都会が好きな人もいれば嫌いな人もいる。東京が好きな人もいれば嫌いな人もいる。“東京って大変じゃない”と聞かれたことが何度かあるが、その大変というのが私にはよくわからないのである。私は東京が好きである。都会が好きである。私は田舎のような静かな暮らしは今は望んでいないようだ。それはもっと年をとってからでいい。今できることをやっておきたい。人生は思っているよりも短いんじゃないかな。気がつけばもうこんな年、それの繰り返し。やらないで後悔するよりやって後悔する方がいい。失敗することには耐えられるが、挑戦しないのは耐えられない。本を読んでいると私にそんなことを言っているような気がした。
先日、一日休日があったのでいつもの通り渋谷から東京駅までを歩いた。久しぶりに日曜日休日ということでどこに行っても人が多かった。私は歩くだけなので人の多さはどうでもいいのだが(笑)。そして東京駅のoazoの本屋に行った。本屋には久しぶりに立ち寄った。いい本はないかと探していると、こりゃまた“紀行”のエリアでニューヨーク関係の本が新しく出ていた。ニューヨークかぶれの私としては買わざるを得ないので2冊買った。1冊は一日で読んでしまい、もう1冊も読み始めようかなと思う。
読んでいると疑問に思っていたことが「なるほど」と理解できることもあれば、笑いながら「そうそう」と共感するところが多い。実際に行ってみると文化の違いに圧倒される。そしていろんな疑問が生まれる。私も行く前はそんな本など読もうとも思わなかったものだが、帰ってきてからはもっと知りたいと思うようになった。気がつけばそれに関係するものを探している。まあ勉強もそんなものである。勉強はすべて”なぜ?”から始まる。知りたいから勉強する。今回のことでいえば本を読むことになるのだが。
良くも悪くも私はあの街にとりつかれてしまったようだ。はっきり言って、うるさくて騒がしくて汚くて騙されて落ち着く暇さえも与えてくれない、それでもいつかこの街に住んでみたい、この街でなにかしてみたい、そう思う自分がいる。都会が好きな人もいれば嫌いな人もいる。東京が好きな人もいれば嫌いな人もいる。“東京って大変じゃない”と聞かれたことが何度かあるが、その大変というのが私にはよくわからないのである。私は東京が好きである。都会が好きである。私は田舎のような静かな暮らしは今は望んでいないようだ。それはもっと年をとってからでいい。今できることをやっておきたい。人生は思っているよりも短いんじゃないかな。気がつけばもうこんな年、それの繰り返し。やらないで後悔するよりやって後悔する方がいい。失敗することには耐えられるが、挑戦しないのは耐えられない。本を読んでいると私にそんなことを言っているような気がした。
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