2013年6月1日土曜日

世界の首都

 6月に入った。5月は長く感じられたが、6月はどんな月になるのやらといった感じだ。梅雨の時期が近づいているが、それが終わったら夏になる。だんだんと過ごしにくくなる季節となるが、風邪をひかないように注意したい。



 
先日大阪の阪急で行われたニューヨークフェアのチラシを母が荷物と一緒に送ってくれたのだが、それを見ていた。向こうで有名なブラウニーやベーグル、カップケーキが来ていたらしい。ニューヨークの街を歩いているとファーストフードの店以外にもこれらの店もたくさんあったのを思い出す。結局向こうでは口にできなかった。食べていたのはほとんどホットドッグとコーラ。今回もいろいろと問題があり食費を削らなければならなかったので、こうなってしまった。旅のお供のコーラは日本で飲むのとは味が全然違う。やっぱり本場で飲むとうまい。先ほど述べた店の他にも、スターバックスの店がやたらと多かった。そしてどこの店も人がいっぱい。いやー、素晴らしい。
 アメリカはサラダボウルなので、様々な人が共生している。そしてどんな人でも働ける環境があるのだと思う。アメリカでは履歴書に誕生日と性別を書かないし、写真も添付しない。誕生日や性別を聞くことは違法になるし、写真を見て外見で判断するのも違法になるからである。つまりどんな人にも働けるチャンスがあるということだ。アメリカでは転職は当たり前。10年同じところで働いていれば、それだけですごいと言われる国である。
 アメリカンドリームという言葉があるが、アメリカ合衆国における成功の概念である。均等に与えられる機会を活かし、勤勉と努力によって勝ち取ることのできるものとされる。アメリカは実力があれば一気に一番に上り詰めることができる。トップもコロコロ変わる。つまり、誰にだって成功できるチャンスがあるということだ。年配の人でも新しい仕事を始められる環境が整っているので、終身雇用という考えはない。日本とは全然違う。
 アメリカの首都はワシントンD.C.である。しかし、世界の首都はニューヨークだと思う。ここは一生安定した穏やかな生活をする目的で来る人はまずいないだろう。世界中からたくさんの人がお金を稼ぐ目的やデカイ夢を叶えに来る。そしてみんなそれぞれの場所へ戻っていく。つまりビジネスエイジの集まりなのだ。そんな人の集まりだからここには瞬間的な集中力が集まって、ものすごいエネルギーを出しているんだと思う。トップランナーのエネルギー。魅力的な街、“ニューヨーク”。だからあの街に行けば元気がもらえる。楽しくなる。東京とは比べものにならないほどのパワーがある。やっぱりいいところである。今日もニューヨークは眠らないんだろう。